2017年1月25日水曜日

まなじゅん えいえいへ 絵本『ゆめ』 2017.1.14

まなじゅんえいえいの三人のために買った新しいパジャマにそえた絵本

まなじゅん えいえい へ たぼじいちゃんだよ 雪だゆきだ まなとじゅんじゅんが大好きなゆきだ
こんなひの夜は サンタさんかくる夢を見たいな まなもじゅんじゅんも そうおもうでしょう
けれどもサンタさんは 12がつまでこないから ゆめを見るのはむり
だからべつの夢をみよう

○○○
あのね こんな夢をみたよ 悲しいゆめだけどね
たぼじが いなかの道をあるいていると 線路のうえで トリがバタバタとしていたんだ
くるしそうだった
すると 急に たぼじのよこに 女の子のまなと


 男の子の じゅんじゅんが 立っていたんだ
まなとじゅんじゅんが
  「もうすぐ電車がくるよ たぼじ」
というので むこうをみると
プォ~ン ガタンゴトン と 電車が きたんだ
まなとじゅんじゅんは 足をばたばたさせて
  「たぼじ トリを たすけてあげて」
  「はやく はやく」

と さけんだんだ
  「よしっ まかしときっ」
たぼじは線路に かけあがったよ
  や、やっ!
めのまえに 電車が ちかづいてくるではないか
  「たぼじ あぶない」
  「はやく にげて」
といわれたので
  「と、と、とり~っ」
  「どうしよう~っ」



と線路のうえでいったら
まなじゅんが
  「はやく トリをつかんで はしって にげて」
というんだ
だけどそのときは 電車が ゾウさんみたいに大きくなって
  ゴォー ときたから
線路のうえで くるしんでいるトリに
  「トリさん ごめん」
  「にげるわ~」




  「死ぬなよ~ぅ」
とさけんで たぼじは せんろのむこうがわへ コロげおちたんだ
まなじゅんは
  「キャー」
  「ぶりぶりっ」
と 手をかおにあてて めをつぶったよ
電車がとおりすぎたので まなじゅんが めをあけてみると
なんと


線路のむこうへコロげおちた たぼじの頭のうえに
さっきのトリがとまっているのが みえたんだ
まなとじゅんじゅんは 
  「あ~ よかったぁ」
  「たぼじぃ~ わ~い」
と うれしろうに いったよ
それなのに すぐ まなじゅんが
  「ゲラ、ゲラ、ゲラ・・・・」
  「は、は、は、・・・・」
  「ぶりぶりっ、ぶりっ」


 って わらうんだ
たぼじが
  「なんで わらうの」
ときいたら
まなじゅんが 二人とも たぼじの あたまを ゆびさしたよ
  「アレ?」
  「アレ?」
とおもって あたまを さわったら
さっきのトリが おにぎり みたいに おおきな
   ウン



を たぼじの あたまのうえで していたんだ
  「ちっきしょう-」
  「トリのやつ こらぁ」
とおもって くやしがったら
うっすらと めがさめてきた
  あれ?夢だったのか
とおもったよ
そうだ ゆめだったんだ
  ○ ○ ○
たぼじのゆめに まなじゅん


がでてきてくれて うれしかったなぁ~
でんしゃが こわかったなぁ~
トリのやつめ くさいやつを ぶっかけてくれたなぁ~
おふろに入ったら ごしごし 洗おうっと
まなじゅんも おふろにはいったら
あたまを あらうんだよ
新しいパジャマを きて いい



ゆめを みるんだよ
もうすぐ いっしょに あそべるからね
もうすこし まっといてね
おとうさんと おかあさんの いうことを
よくきくんだよ

2017ねん1がつ14日 たぼじより


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