白浜に唯一のこる 自然流は 瀬戸の田尻にある
熱帯性樹林の丘のふもとにある水流です。
この水流のみなもとがどこにあるのだろうと 白浜町の
担当課に聞いたところ 現地を見に来てくれました。
ここでは以前に蛍が飛んでいたから もう一度蛍が飛ぶように
カワニナを育てたい でもこの水に生活排水が流れ込むと
育たないので 水流の経路を 教えて欲しい。
町の男性は 図面があるのでそれを調べてみましょうと
言ってくれました。
後日届いた図面のコピーに朱色の線を引いた水路を
見ると 小学校の裏門を墓地に向かって通じる溝に
色が着いて そこで切れています。
色が切れたところは ため池があった所ですが 現在は
埋立られて個人宅と集合住宅が建っています。
どうやら 図面からは 以前の水路の形跡が分かるだけのようでした。
この以前の水路の形跡を示す 現在の側溝には 水が流れず
家庭の排水が流れこむだけの 溝になっています。
熱帯性樹林の丘のふもとにある水流は 現在も水が流れているのですが
そのみなもとがどこか ということは結局 分かりません。
不思議でしかたがありません。
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5月に放流した同じ場所に生きていたカワニナ |
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水深3cmの流れのカワニナ |
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岩かげにいたカワニナ |
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元気に動くカワニナ |
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やや下流にも生息 |