びっくりするような光景を見た。
なんと 孵化した幼虫が ひと月余りのあいだ 少しの水の中で
生きていたのだ。
しかも 何かが起こるかもしれないと 乾ききった水苔に水をかけて湿らせておいたところ
翌朝には なんと 幼虫が2匹新しく孵化していたのだ。
田尻で採取したホタルを 水苔を敷いた昆虫ケースにいれておいて産卵を待ったのだが、
6月7日に白浜を離れなければならなくなり、水苔をステンレスザルに移し 水を入れた白いプラスチックボールにの上に置いたまま放置。
7月9日ひと月ぶりに白浜に戻り、残った水の中を見ると、黒いかたまりがうごめいている。
幼虫が誕生し、生きていたのだ。
ステンレスザルの中の水苔はひと月余りの間に カラカラパサパサになっていた。
その水苔にまだ卵がついているとしたら、どうなるだろうと思い、水に浸して一晩おいて
様子を見ると、なんと卵は生きていたらしく、孵化してきたのだ。
生き物の生命力はすごい。水がなくても いつか命をとりもどすために じっと卵の状態で待っていたのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿