2008年3月9日日曜日

温泉津温泉 松溪山の作品 沢陶器店




先週にひきつづいて温泉津温泉を訪れた。松溪山の陶器を写真に収めておきたかった。
温泉津までは100km未満なので、etcの時間割引が効いて半額になる。だから9時までにetcを通り、17時過ぎてからetcを出るようにした。朝霧が濃い日だったが案の定、時間が経つにつれて快晴になり温度が上がってきた。
温泉津の沢陶器店には相変わらず人がいなかった。松溪山の陶器がどれかは、先週店のお婆さんに教わっていたから、人がいなくてもよかった。少し気が引けたが、急いで陳列棚の前に立ち、カメラで撮影した。
松溪山の焼き物を絶賛したお婆さんの言葉:「この色をみてください。夕焼けのような赤みのなかに、光の帯が幾筋も下に向かっているようでしょ。」
それがこの夕焼け空の色をしたお椀。大きさは両手で持つと少し余るくらい。色の深みと、光の線が、落ちついた華やかさをにじませている。
糸底の美しさを写せなかったことが心残りだが、それは次の機会にとっておこう。

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