初冬の雨上がりの朝は 強い北風が吹きます
田尻海岸から臨海浦に向かって歩くと 風を正面から受けることになりました
二三歩あるくと着ている服がパラシュートのようにふくれて 押し戻されたほどです
臨海の北浦にある 塔島と石門は 朝日をあびて雄壮な姿をしていました
岩にはりつくように生えた 天然のカエデが 赤く見えます
北浦の浜辺の岩をあるいていると 海亀の子が死んでいました
この浜は 夏にアオウミガメが上陸して 産卵したところです
子亀は この付近で 泳いでいたのでしょう
別の浜では 鴉が カニの穴をつついていました
二三度つつくと カニが出てきました
鴉は くわえたまま歩いて 砂の上に置くと くちばしを振りながら 食べてしまいました
左の洞穴は北浦石門 正面が塔島 |
石門と自生のカエデ |
海亀の子 |
鴉のくちばしには カニ |